「モンドセレクションはお金で買える」は本当?申請費用の内訳と代行サービスの投資価値を徹底解説

「モンドセレクションなんて、お金を払えば誰でも取れる賞なんでしょ?」
経営者の方やマーケティング担当者様と面談をしていると、時折このような厳しいご意見をいただくことがあります。ネット上でもまことしやかに囁かれているこの噂、もしかしたらあなたも一度は耳にしたことがあるかもしれません。
自社の大切な商品を評価してもらうために、決して安くはない費用を投じるわけですから、その賞に本当に価値があるのか、あるいは単なる「お金集めのイベント」なのか、疑いたくなる気持ちは痛いほどよく分かります。
しかし、ブランディングの専門家として、私ははっきりと断言します。 「モンドセレクションは、決してお金で買えるような安易な賞ではありません」
もし、本当にお金だけで買える賞なら、これほど長きにわたり世界中で信頼され、多くのナショナルブランドがこぞって申請し続けるでしょうか?そこには、誤解されがちな「費用の仕組み」と、一般にはあまり知られていない「厳格な審査基準」が存在するのです。
この記事では、長年モンドセレクションの申請支援に携わってきた私が、巷で囁かれる噂の真相と、実際に申請にかかる費用の全貌、そして代行サービスを利用することがなぜ「賢い投資」と言えるのかについて、包み隠さずお話しします。読み終える頃には、あなたの製品が目指すべき道筋が、きっとクリアに見えているはずです。
- 1. 「モンドセレクションはお金で買える」という噂は本当か?
- 1.1. 結論:お金で「審査」は受けられるが「賞」は買えない
- 1.2. なぜ「誰でも受かる」と誤解されるのか?「絶対評価」の仕組み
- 2. 2025年度最新版:モンドセレクション申請にかかる具体的な費用
- 2.1. 審査料(エントリーフィー)の目安と通貨の壁
- 2.2. 意外と見落としがちな「審査料以外」の実費
- 3. 自社申請のリスクと「見えないコスト」の正体
- 3.1. 専門知識が必要な「書類作成」と「翻訳」の壁
- 3.2. 海外発送における「輸送トラブル」と税関のリスク
- 4. 申請代行サービスは「高い」のか?費用対効果を検証
- 4.1. 1. 代行費用に含まれる「安心」と「受賞確率向上」のノウハウ
- 4.2. 2. 失敗コストを回避する保険としての役割
- 4.3. 3. 受賞後の活用まで見据えたパートナー選び
- 5. 成功事例から見る「費用対効果」の実際
- 6. まとめ:モンドセレクションは「信頼」への投資である
- 6.1. あなたの製品に「金賞」の可能性は?まずは無料診断から
「モンドセレクションはお金で買える」という噂は本当か?
まず最初に、最も気になるこの疑問から解消していきましょう。なぜ、「お金で買える」という噂がこれほどまでに広まってしまったのでしょうか。
結論:お金で「審査」は受けられるが「賞」は買えない
誤解を恐れずに言えば、「お金を払えば出品できる」というのは事実です。モンドセレクションは、コンクールやコンテストとは異なり、製品の品質を評価・分析する「品質評価機関」としての側面が強いからです。人間ドックにお金を払えば誰でも健康診断を受けられるのと同じように、審査料を支払えば、どのような企業でも自社製品の品質チェックを受ける権利が得られます。
しかし、「お金を積めば賞がもらえる」というのは完全な間違いです。
審査は、ミシュランスターシェフや醸造技術者、栄養コンサルタント、大学教授など、各分野のスペシャリストたちによって極めて厳正に行われます。彼らは、味や香りといった官能評価だけでなく、成分表の正確さ、パッケージの表記が消費者にとって親切か、科学的な根拠に基づいているかなど、最大25にも及ぶ項目を徹底的にチェックします。
もし、製品の品質が基準に達していなければ、どれだけ高額な審査料を払おうとも、容赦なく「落選」となります。実際、毎年少なからぬ数の製品が、受賞を逃したり、期待していたランク(金賞など)に届かなかったりという結果に終わっています。
なぜ「誰でも受かる」と誤解されるのか?「絶対評価」の仕組み
では、なぜ「受賞率が高い」「誰でも受かる」と言われるのでしょうか。その秘密は、モンドセレクションが採用している「絶対評価」というシステムにあります。
オリンピックのような競技では、1位、2位、3位を決める「相対評価」が行われます。参加者がどれほど優秀でも、メダルをもらえる人数は決まっています。一方、モンドセレクションは以下のような基準に基づく絶対評価です。
- 最高金賞: 得点率90%以上
- 優秀品質金賞: 得点率80%以上
- ノミネート賞: 得点率70%以上
つまり、基準点さえクリアすれば、極端な話、参加したすべての商品が金賞を受賞することも理論上は可能なのです。これが、「受賞している商品が多い=お金で買える簡単な賞」という誤解を生む最大の要因です。
しかし、ビジネスの視点で見れば、これは非常に大きなメリットです。「他社製品より優れているか」ではなく、「自社製品が国際的な品質基準を満たしているか」を証明してくれるわけですから、競合を蹴落とす必要なく、自社の品質を堂々とアピールできるのです。また、わざわざ安くない費用をかけてベルギーまで審査に出す企業は、そもそも自社製品に相当な自信を持っています。レベルの高い製品が集まるため、必然的に受賞率が高くなるという側面もあるのです。
2025年度最新版:モンドセレクション申請にかかる具体的な費用
仕組みを理解したところで、実際の「お金」の話に移りましょう。「結局、いくらかかるの?」という疑問に、最新の情報を交えてお答えします。
審査料(エントリーフィー)の目安と通貨の壁
モンドセレクションの審査料は、カテゴリや申請数によって異なりますが、基本的にはユーロ(€)での支払いとなります。為替レートの変動により日本円での金額は変わりますが、2025年度の目安は以下の通りです。
- 食品・飲料・スピリッツなど: 1商品あたり 1,550ユーロ(約28万円前後 ※1ユーロ=170円換算の場合)
- ダイエット・健康食品・化粧品: 1商品あたり 1,700ユーロ〜(約31万円〜)
さらに、3商品目以降は割引が適用されるケースもありますが、基本的には1商品あたり約28万円前後の審査料が必要になると考えておけば間違いありません。これは、ベルギーの事務局へ直接支払う実費です。
この金額を見て「高い」と感じるか「安い」と感じるかは、その後の活用次第ですが、少なくとも「数万円で気軽に試せる」という価格帯でないことは確かです。
意外と見落としがちな「審査料以外」の実費
「審査料だけ用意すればいい」と思っていると、後から発生する追加費用に驚くことになります。自社で申請を行う場合、以下のような実費が別途かかります。
- 海外送金手数料: 銀行で海外送金を行うための手数料(数千円〜1万円程度)。
- 国際輸送費: 審査用のサンプル(現品)をベルギーの事務局まで送る費用。重量やサイズによりますが、数万円かかることが一般的です。特に、アルコール類や冷蔵・冷凍が必要な食品の場合、特殊な輸送手段が必要となり、コストが跳ね上がります。
- 関税: 現地で発生する関税や消費税等の諸経費。
これらを合計すると、1商品あたりの申請コストは、審査料を含めて35万円〜50万円近くになることも珍しくありません。
自社申請のリスクと「見えないコスト」の正体
さて、ここからが本題です。 多くの企業様が「少しでも節約したい」と考え、自社での直接申請を検討されます。しかし、そこには目に見える金額以上の「見えないコスト」と「リスク」が潜んでいます。
長年の経験から申し上げますが、初めての申請を自社単独で行うのは、想像以上にハードルが高いものです。
専門知識が必要な「書類作成」と「翻訳」の壁
モンドセレクションの申請書類は、単なる申込書ではありません。 「商品の特徴」「原材料の詳細」「製造工程」「成分分析表」「パッケージの表示内容」などを、英語またはフランス語で正確に記述する必要があります。
ここで重要なのは、単に「言葉を翻訳すればいいわけではない」という点です。
例えば、日本特有の食材(出汁、麹、特定の果物など)のニュアンスを、欧州の審査員に正しく伝えるための表現力が必要です。「コクがある」「まろやかな」といった官能的な表現をどう翻訳するか、また、日本の食品表示法に基づいたラベルを、EUの基準に照らし合わせてどう説明するか。
もし、翻訳のニュアンスが微妙にずれていたらどうなるでしょうか? 「成分表と説明が食い違っている」「パッケージの表記が不親切である」と判断され、減点対象になるリスクがあります。実際、「味は最高評価だったのに、ラベル表記の説明不足で金賞を逃した(銀賞になった)」というケースは後を絶ちません。
社内の英語が得意なスタッフに任せたとしても、専門用語の調査や書類作成には膨大な時間がかかります。そのスタッフが本来やるべき業務を止めてまで、慣れない申請作業に何十時間も費やすことの「人件費(機会損失)」は、決して無視できるものではありません。
海外発送における「輸送トラブル」と税関のリスク
無事に書類ができても、次は「物流」の壁が立ちはだかります。 日本からベルギーへの輸送は、単に国際郵便で送ればいいというものではありません。
- 通関でのストップ: 食品や化粧品は規制が厳しく、書類(インボイスなど)に少しでも不備があれば、税関で止まり、最悪の場合は廃棄処分や返送となります。
- 破損のリスク: 長距離輸送の衝撃で、瓶が割れたり箱が潰れたりする事故も多発します。審査員の手元に届いた時にパッケージがボロボロでは、当然、第一印象(パッケージ評価)は最悪です。
「締切ギリギリに送ったのに税関で止まって審査に間に合わなかった」という悲劇は、決して他人事ではないのです。
申請代行サービスは「高い」のか?費用対効果を検証
ここで、私たちのような「申請代行サービス」の出番となります。 代行サービスを利用すると、審査料とは別に、1商品あたり10万円〜30万円程度の代行費用がかかります。「ただでさえ高い審査料に、さらに上乗せするなんて…」と思われるかもしれません。
しかし、経営的な視点で見れば、これは「コスト」ではなく「保険」であり「投資」です。その理由を3つに整理しました。
1. 代行費用に含まれる「安心」と「受賞確率向上」のノウハウ
代行サービスのプロは、毎年何百、何千という商品を審査に送り出しています。「どのような表現が審査員の心に響くか」「どのような書類不備が減点につながるか」を熟知しています。
- 商品の魅力を100%伝えるための、専門的な翻訳と書類作成。
- 成分表とパッケージ表記の整合性チェック(事前審査的なアドバイス)。
- カテゴリ選定のアドバイス(どのカテゴリで申請すれば最も評価されやすいか)。
これらのノウハウを提供することで、自社で申請するよりも確実に受賞確率を高め、より上位の賞(金賞・最高金賞)を狙えるようになります。同じ審査料を払うなら、銀賞より金賞の方が、その後のPR効果は何倍も違います。その「差分」を買うと考えれば、代行費用は決して高くありません。
2. 失敗コストを回避する保険としての役割
前述した通り、自社申請には「書類不備による減点」「輸送トラブルによる審査落ち」「社内リソースの浪費」というリスクがあります。
もし自社で苦労して申請し、結果が「落選」や「銅賞」だった場合、支払った25万円の審査料と、費やした時間はすべて無駄になります。 代行サービスを利用することは、こうした失敗のリスクを極限までゼロに近づけるための保険でもあります。
「確実に届ける」「確実に審査してもらう」「ベストな状態で評価してもらう」。この当たり前のことを確実に遂行するために、私たちはプロとしての責任を持って業務にあたります。
3. 受賞後の活用まで見据えたパートナー選び
優れた代行会社は、単に申請を代行するだけではありません。受賞した後、その結果をどうビジネスに繋げるかまでサポートします。
- 受賞ロゴの効果的な使い方のアドバイス。
- プレスリリースの切り口の提案。
- 授賞式(ヨーロッパ開催)へのアテンドやサポート。
「受賞しました、はい終わり」ではなく、「受賞を売上に変える」ためのパートナーとして活用できるのです。
成功事例から見る「費用対効果」の実際
実際に、ある地方の菓子メーカー様の事例をご紹介します。 その企業様は、地元では有名でしたが、全国的な知名度は皆無でした。海外展開など夢のまた夢と考えていらっしゃいました。
当初は「費用が高い」と躊躇されていましたが、私たちが「品質には絶対の自信があるなら、第三者の『お墨付き』を得ることで、百貨店のバイヤーや通販の顧客への説得力が劇的に変わる」と説得し、申請を決断されました。
結果は見事「最高金賞」を受賞。 プロによる適切な商品説明翻訳が功を奏し、味だけでなく「伝統的な製法」や「素材へのこだわり」が高く評価されたのです。
受賞後、パッケージにロゴを入れたところ、売り上げは前年比150%アップ。さらに「モンドセレクション最高金賞受賞」というニュースが地元のメディアに取り上げられ、大手百貨店からの引き合いも舞い込みました。
かかった費用は総額で数十万円でしたが、その後の売上増と広告宣伝効果を考えれば、ROI(投資対効果)は10倍、20倍にもなりました。経営者様からは「あの時、ケチって自社で適当に申請していたら、この結果はなかった。プロに頼んで正解だった」とのお言葉をいただきました。
まとめ:モンドセレクションは「信頼」への投資である
モンドセレクションは、決してお金で買えるような薄っぺらい賞ではありません。それは、世界中の専門家があなたの製品を真剣に評価し、その品質を国際的に保証してくれる権威ある認証です。
申請には、審査料や輸送費を含め、確かに安くはない費用がかかります。しかし、それは自社ブランドの「信頼」と「未来」への投資です。
自社ですべてを行う苦労とリスクを背負うか、それともプロの代行サービスを利用して、手間を省きながら「最高の結果」を確実に取りに行くか。 賢明な経営者であるあなたなら、どちらが真に「コストパフォーマンスが良い」選択か、もうお分かりいただけるのではないでしょうか。
あなたの製品に「金賞」の可能性は?まずは無料診断から
「ウチの商品も受賞できる可能性があるのだろうか?」 「具体的にトータルでいくらかかるのか見積もりが欲しい」 「自社製品に最適な申請カテゴリを知りたい」
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