【実績紹介】モンドセレクション受賞で売上は「何倍」になるのか?専門家が明かす成功の分岐点

本日のコラムのテーマは、多くの経営者様が最も知りたいであろう、このストレートな問いにお答えするものです。

「モンドセレクションを受賞したら、本当に売上は何倍にもなるのか?」

この記事では、単なる精神論や抽象的なメリットではなく、「売上」というシビアな結果に焦点を当て、数々の実績を見てきた専門家の視点から、その真実と成功のメカニズムを徹底的に解説します。

「多額の費用と労力をかけてモンドセレクションに申請するからには、明確なリターンが欲しい」 「受賞によって、売上が2倍、3倍になったという景気の良い話も聞くが、実際のところはどうなのか?」

企業の未来を背負う経営者やマーケティング責任者の皆様が、投資(申請)に対する対価(売上)をシビアに考えるのは当然のことです。

私はブランディングの専門家として、これまで多くの企業のモンドセレクション申請、そして「受賞後」の戦略活用をご支援してきました。

その経験から、冒頭の問い「受賞したら売上は何倍になるのか?」にまず結論からお答えします。

それは、「受賞しただけでは、売上は0倍(=変わらない)かもしれません。しかし、正しく活用すれば、売上を2倍、3倍、あるいはそれ以上に伸ばす『最強の起爆剤』になります」というものです。

「なんだ、結局は活用次第か」と思われたかもしれません。 しかし、重要なのはその「活用の仕方」と、なぜモンドセレクションが売上に繋がるのかという「メカニズム」を深く理解することです。

この記事では、私たちが目撃してきた具体的な「実績」を交えながら、皆様の製品を「売れる製品」へと押し上げるモンドセレクション活用の真髄に迫ります。

目次

そもそも、モンドセレクションとは「売上保証書」ではない

まず大前提として、モンドセレクションの受賞ロゴは「売上が上がりますよ」と保証するマークではありません。

モンドセレクションは、ベルギーのブリュッセルに本部を置く国際的な品質評価機関です。その分野の専門家たちが、製品の「品質」を客観的かつ厳格に審査し、一定の水準に達していると認められた製品に対して賞を授与します。

つまり、受賞ロゴが消費者に伝えているメッセージは、「この製品は、国際的な専門家集団によって、その品質が認められました」という事実=「品質のお墨付き」です。

消費者が「(よく知らないけど)モンドセレクション受賞なら、きっと良いものなのだろう」と感じることはあっても、それが即、購入に直結するわけではないのです。

では、なぜ「売上が何倍にもなった」という成功事例が生まれるのでしょうか。


【実績紹介】モンドセレクションが「売上」に変わった瞬間

ここで、私たちがご支援させていただいたクライアント様(※プライバシー保護のため、設定は一部変更しています)が、どのように受賞を「売上」という具体的な成果に変えていったのか、3つの事例をご紹介します。

事例1:「価格」から「価値」へ。地方の老舗和菓子店(客単価1.5倍、百貨店への販路拡大)

  • 企業: 創業80年の地方和菓子店
  • 製品: 地域特産の果物を使った高級羊羹(ようかん)
  • 課題:
    • 品質には絶対の自信があるが、価格が競合の倍近いため、ECサイトでは「高い」と敬遠されがち。
    • 地域の知名度はあるが、全国的なブランド力はない。
  • 受賞後の施策:
    • ECサイトの徹底改修: 製品のこだわり説明の前に、まず「最高金賞受賞」のロゴと受賞風景の写真をファーストビュー(最初に目に入る場所)に配置。「なぜ高いのか」の説明の前に「なぜ価値があるのか」を視覚的に訴求。
    • 商品パッケージの変更: 受賞ロゴを堂々と配置した新しいパッケージに変更。
  • 結果:
    • ECサイトでのCVR(成約率)が改善。特に「ギフト・贈答用」としての需要が急増しました。
    • 「価格」で比較されていた状態から、「品質・信頼性」で選ばれるようになり、客単価が約1.5倍に上昇。
    • 受賞実績が「客観的な品質証明」となり、大手百貨店のバイヤーの目に留まり、全国の催事への出展が決定。売上の柱が大きく増えました。

事例2:「信頼」を可視化。新興D2Cコスメブランド(ECサイトCVR 1.8倍、海外からの引き合い)

  • 企業: 設立3年のD2C(Direct to Consumer)コスメブランド
  • 製品: 高機能エイジングケア美容液
  • 課題:
    • 成分にはこだわっているが、大手メーカーのような莫大な広告費はかけられない。
    • 消費者に「本当に効果があるのか?」「肌に合わなかったらどうしよう」という不安を与えてしまい、購入の最後の一押しが弱い。
  • 受賞後の施策:
    • 広告クリエイティブの変更: WEB広告やLP(ランディングページ)で、「お客様の声」と並べて「国際的な品質評価機関が認定」という事実を訴求。
    • SNSでの発信: 受賞の様子や、審査基準の厳しさをSNSで発信。「安心・安全」のイメージを醸成。
  • 結果:
    • 購入を迷っていた層の不安を払拭することに成功。LPからのCVR(成約率)は1.8倍に改善しました。
    • 「日本の製品」というだけでなく「国際基準で認められた品質」という点が評価され、アジア圏のバイヤーから複数の問い合わせが入り、海外展開の足がかりとなりました。

事例3:「営業の武器」を獲得。BtoB健康食品メーカー(新規取引先 1.4倍)

  • 企業: 業務用(卸売)がメインの健康食品(サプリメント)メーカー
  • 製品: プロテインパウダー
  • 課題:
    • フィットネスジムやドラッグストアへの新規営業を行うも、競合製品との差別化が難しい。
    • 営業先から「品質は良いかもしれないが、消費者に伝わらなければ棚には置けない」と言われてしまう。
  • 受賞後の施策:
    • 営業資料の一新: 「モンドセレクション金賞受賞」のページを資料の冒頭に追加。
    • 店頭POPの作成: 受賞ロゴを大きくあしらった「お墨付きPOP」を開発し、取引先(小売店)に無償提供。
  • 結果:
    • 営業トークに「専門家が認めた品質」という強力な裏付けが加わりました。
    • 取引先(小売店)も、「モンドセレクション受賞」というPOPは消費者の目を引くため、棚に置くメリットを感じやすくなりました。
    • 結果として、受賞後1年間の新規取引先(導入店舗数)は、前年比で1.4倍という明確な成果に繋がりました。

なぜ彼らは成功できたのか?売上を伸ばす「活用のメカニズム」

「売上が何倍にもなった」という企業には、共通点があります。 それは、受賞をゴールにするのではなく、「売上を伸ばすための武器」として徹底的に活用したことです。

なぜモンドセレクションの受賞が、売上という成果に繋がるのか。そのメカニズムを4つに分解します。

メカニズム1:消費者の「信頼」を獲得し、購買のハードルを下げる

現代は、モノや情報が溢れかえっています。消費者は「どれを選べば失敗しないか」を常に探しています。 特に、初めて買う商品、高価格な商品、口に入れる商品(食品・コスメ・健康食品)に対して、消費者の購買ハードルは非常に高くなります。

ここで、国際的な評価機関であるモンドセレクションのロゴが目に入るとどうでしょう。 「よく分からない会社だけど、世界が認めた品質なら安心かも」 「高いけど、それだけの価値があるのかもしれない」

このように、受賞ロゴは企業の代わりに「品質」と「信頼性」を雄弁に語り、消費者が購入ボタンを押す最後の一押しとなります。(事例1、事例2)

メカニズム2:競合他社との明確な「差別化」を実現する

あなたの製品が店頭の棚に並んでいるシーンを想像してください。 隣には、よく似た競合製品が並んでいます。パッケージも価格も似通っている。

その時、あなたの製品にだけ「モンドセレクション金賞受賞」のロゴが輝いていたらどうでしょうか。 消費者の視線は、間違いなくあなたの製品に引き寄せられます。

受賞ロゴは、数多ある競合製品の中から自社製品を選んでもらうための、最も分かりやすく、強力な「差別化の証」となるのです。

メカニズム3:営業・販促活動における強力な「武器」となる

これは特にBtoB(企業間取引)において絶大な効果を発揮します。 新規の取引先を開拓する際、バイヤーは「その製品が売れるかどうか」をシビアに判断します。

「品質には自信があります」と口で言うのは簡単です。 しかし、「国際機関から最高金賞を受賞した品質です」と、客観的な証拠(営業資料)と共に提示されたら、どうでしょうか。

バイヤーは「この製品なら、消費者にも品質が伝わりやすい」「棚に置く価値がある」と判断しやすくなります。モンドセレクション受賞は、社内の営業担当者にとって最強の「営業ツール(武器)」となるのです。(事例3)

メカニズム4:メディア露出や副次的なPR効果を生み出す

「モンドセレクション受賞」という事実は、それ自体がニュースになります。 プレスリリースを配信すれば、地方紙や業界紙、Webメディアに取り上げられる可能性が高まります。

また、受賞実績をきっかけに、百貨店の催事や海外の見本市から声がかかるケースも少なくありません。(事例1) これらは、広告費をかけずに自社の製品とブランドを世に広める、絶好のPRチャンスとなります。


「成果」を出すための第一歩。しかし、立ちはだかる「申請」という高い壁

ここまで読んでいただき、「自社製品でも、売上を何倍にもできる可能性があるかもしれない」と期待に胸を膨らませている経営者様もいらっしゃることでしょう。

しかし、その「売上アップの起爆剤」を手に入れるためには、まず「受賞」という第一関門を突破しなければなりません。 そして、このモンドセレクションの申請プロセスが、想像以上に「煩雑」で「専門的」であることを、私たちは知っています。

なぜモンドセレクションの申請は難しいのか?

  • 言語の壁: 申請書類はすべて英語またはフランス語で作成する必要があります。製品の魅力やこだわりを、専門用語を使って正確に翻訳するスキルが求められます。
  • 膨大な書類作成: 製品の仕様書、製造工程、品質管理基準、原材料の産地証明など、要求される書類は多岐にわたり、その量は膨大です。
  • 専門的な知見: 審査員は「その道のプロ」です。彼らが納得するレベルで、製品の科学的根拠や独自性を論理的に説明する「申請書(アピール文書)」を作成する必要があります。

多くの企業が、この煩雑な作業に直面し、途中で挫折してしまったり、本来の業務が圧迫されてしまったりするケースを、私たちは何度も見てきました。

最も避けたい事態:「申請」が目的化してしまうこと

さらに深刻な問題があります。 それは、担当者の方が膨大な申請作業に忙殺されるあまり、「受賞すること」自体がゴールになってしまうことです。

本来の目的は、「受賞して、売上を伸ばすこと」だったはずです。 しかし、申請作業にリソースを割きすぎた結果、肝心の「受賞後にどう活用するか」という戦略立案まで手が回らない。これでは本末転倒です。


ブランディング専門家が「申請代行」を推奨する本当の理由

私たちのような専門家が「モンドセレクション申請代行サービス」を提供しているのには、明確な理由があります。 それは、クライアント様の貴重なリソースを守り、成果を最大化するためです。

理由1:煩雑な業務から解放され、本業に集中できる

申請に関わる一切の煩雑な業務(翻訳、書類作成、事務局との折衝)を私たちが巻き取ります。経営者様や担当者様は、本来の業務である「製品開発」や「マーケティング戦略」に集中していただくことができます。

理由2:専門家のノウハウで「受賞確率」を高める

私たちは、どのような書類が審査で高く評価されるのか、どのような表現が審査員に響くのか、という「受賞のためのノウハウ」を蓄積しています。皆様の製品の魅力を最大限に引き出し、受賞の確率を高める申請書を作成します。

理由3(最重要):売上を伸ばす「受賞後の活用戦略」まで伴走する

私たちの仕事は、申請を代行して「おめでとうございます」と伝えることではありません。 私たちの本当の価値は、その先にあります。

「受賞したロゴを、どう使えば売上が最大化するのか」

事例1〜3でご紹介したような、ECサイトの改善、営業資料への落とし込み、プレスリリースの戦略まで、皆様のビジネスの「成果」にコミットし、伴走すること。 これこそが、私たちブランディング専門家が提供する「モンドセレクション申請代行」の真の価値です。


まとめ:モンドセレクション受賞は、「売上アップ戦略」のスタートラインです

「モンドセレクションを受賞したら、売上は何倍になるのか?」 その答えは、皆様の「活用戦略」にかかっています。

受賞は、決してゴールではありません。 それは、消費者の信頼を勝ち取り、競合と差別化し、売上を劇的に伸ばすための強力な「武器」を手に入れる、ブランディング戦略のスタートラインに過ぎないのです。

もし皆様が、「自社製品の品質には自信がある」「この製品の価値を、もっと世の中に広めたい」「売上を何倍にも伸ばすきっかけが欲しい」と本気でお考えなら、その可能性を私たち専門家と一緒に探ってみませんか?

皆様の製品が持つポテンシャルを最大限に引き出し、「売上」という明確な成果に変えるお手伝いができることを、心より楽しみにしております。


次は、あなたの製品の番です

モンドセレクション受賞、そしてその先の「売上アップ」にご興味をお持ちいただけましたら、まずはお気軽に「無料相談」にお申し込みください。 皆様の製品がモンドセレクションで評価される可能性はどれくらいあるのか、そして受賞をどう活用すれば売上に繋がるのか、専門家の視点から具体的なアドバイスをさせていただきます。

決して無理な営業はいたしません。まずは「知る」ことから始めてみませんか?

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